脂肪を脱ぎたい。

58歳、身体をひきしめる記録ブログ(にするつもり)

映画「ボヘミアンラプソディ」とQueen

【本日の計測】 体重54.2kg 体脂肪率31%

計測開始日(2018.8.8) 60.2kg より-6.0kg

【昨日1/14(月)の食事と運動】

朝 カカオバターコーヒー

昼 ご飯、筑前煮、かぶとワカメの味噌汁、納豆

夜 ぶりの塩焼き&照り焼き、ポテトサラダ、ほうれん草のおひたし、ブリー(チーズ)ひとかけら、MCTオイルとはちみつ&ヨーグルトと冷凍ブルーベリー 

ダンベル 3㎏15回ずつ○

ウォーキング30分間○

黒にんにく○

くるみ25g○

夜入浴○

年末からこのところ、毎日QueenのCDを聞いたり、You Tube見たりしています。私にとってQueenは少女時代に戻れるマジカルな抜け道みたいなものです。根拠のない希望にみちあふれていたころ。バンドだって組めるし、英語だってペラペラになれるし、ノーベル賞だってもらえる可能性をどこかで信じていた頃。実際にはギターにさわって自分の指の短さに失望し、高校の英語の授業に脱落し、いや、英語だけじゃない、すべての高校の授業で自分が凡人(かそれ以下)であることをこれでもかと思い知らされる前。


My Fairy Kingdom 様の、一曲ごとの詳しい分析を、音楽的なことではついていかれないし聞き分けられないのですが、毎日一曲目標に聞きながら読み込んでいます。

https://s.webry.info/sp/my-fairy-kingdom.at.webry.info/index.html


ロジャーのシンバルがここにないのは謎だとか、小節の長さが不自然だとか、もうまったくついていけるレベルではないのですが、少女時代に聞き込んだ内容なので、わからないなりにも面白いです。「My Fairy King」の冒頭のボーカルは私にもフレディじゃなくロジャーに聞こえるよ!彼らが仕組んだトリックのひとつじゃないでしょうか。ロックの歌にはあり得ないけど、物語だと思えば、演劇的には「昔々、こんな世界がありました」というナレーションは、主役とは別の声で語られるのはよくあることで。違うかな。


聞いていて、今だからわかることも色々あります。ロジャーのコーラスってQueenのQueen 色を作り上げてたんだな、とか。ま、当時も思っていたんでしょうけど、あらためて。曲「ボヘミアンラプソディ」のソプラノコーラスが有名で映画にも出てきましたが、それ以前のナンバーでもソプラノガンガンやってますね。ライブ映像でも、ロジャーのコーラスがいいなあ。


My Fairy Kingdom 様ではロジャーのことを「Queen のロケンロール野郎」「DNA がロケンロール」「ロックンロール馬鹿」と誉めてますが(誉め言葉ですよこれ)めっちゃわかる!!!作る曲も、ブライアンやフレディのが中世ヨーロッパ的な大時代的物語風なのにボコッとロジャーのロケンロール爆発の曲が入って、いいアクセントになってるのですよね、初期はね。演奏も結構気ままなロケンロール気質らしいですね、分析によると。それは当時、雑誌の取材のコラムなんかでも「Queen は大人で、インタビューへの対応も真面目に答えてくれる」「ジョンはいつも同じ笑顔で対応、ロジャーはニコニコふざけてたかと思うと、気が乗らなくなると帽子を顔にかぶって写真がとれなくなってしまう」っていうのがあって、このロケンロール野郎(笑)、でした。映画のパンフレットの当時の話でも「ロジャーは調子のいい兄ちゃん。一番アイドルっぽかった」ってありましたよね。ロケンロールだけど、一番美形でした。すさまじく美しかったです。ごく初期の画像はその後のトレードマークのようなプラチナブロンドではなく、もう少し濃い色の髪のものがあります。脱色してたのかな。でも目が青くて、プラチナブロンドがよく似合ってましたね。


映画の俳優さんたち、すごく似てます。フレディが体形や顔立ちが一番違うけど、動きや演技で勝負してます。写真見るたび「あれ?これ当時の?それとも映画??」と一瞬思った時はフレディを見ます。そこで「あー、映画か」とわかるというくらい似てます。そこをあえて当時のファンから言わせてもらうと


・ブライアンは俳優の方が一般的男前(ワタクシ的には本人の方が男前です!ファンだからね(笑))。骨太。目の色が薄い。

・ロジャーは本人より目の色が濃い(ほんの少し)。そして空気が真面目すぎる。ロジャーの「愛すべきドラ息子感満載」(ドラムスにかけたつもりはまったくない。ホントにドラ息子感満載なんです)なやんちゃ坊主の感じがないですね。あと、演奏中の「タコの口」率が低い。やってないことはないんだけど、もっとしっかり「タコの口」でした。

・ジョンは‥ジョンは‥「ただのディーキーだ」←映画のフレディの台詞(笑)いや、もう、ジョンはそっくりですよ。ただプロモーションの写真なんかで、四人の真ん中よりに立ってポーズつけてるのは違うよ。演技じゃなくてプロモーションだからいいんですけど、70年代の写真ではジョンはいつも端で、演奏中とは別の「ここにいていいのかな」な心細そうな微笑みを浮かべていたイメージです。演奏中は、毅然とというかたんたんと、「なすべきことをやる」という感じで、「ここにいていいのかな」的な空気はなかったですけどね。

全部、私の主観なので、違うところもあると思います。当時の一ファンの単なる呟きです。


オフィシャルより↓


Queen's Memorable Moments - Hidden Gems


最後に一言。よく「Queen は日本に来て、その人気にビックリして日本びいきになった」と言われていますが、それはブライアンのことだと思います。フレディは初来日の前からすでに日本に深い興味関心があったようです。1974年に発売されたアルバムQueen Ⅱの解説書、メンバーへのアンケートの「一番好きな国(Country you love best)」でフレディは「JAPAN 」と答えています。(初来日は1975年4月)

ロジャーも「好きな食べ物」に「Japanese!」と書いていますね。


ところでここの「一番好きな国」のブライアンとジョンの「England 」の意味も、当時は曲解していました。England =イギリスだと思っていたから。違うんですね。England はイギリス(グレートブリテン)の中のひとつの国なんですね。イギリス人が「England が好きだ」という意味というか感覚というか、そういうものは当時はまったくわかってませんでした。