関西にタンメンはありません【2】
【本日の計測】 体重53.0kg 体脂肪率30%
計測開始日(2018.8.8) 60.2kg より-7.2kg
さて。タンメンです。東京で当たり前のように(実際当たり前ですが)中華料理のメニューに鎮座ましますタンメンですが、関西在住関西人に聞いてみてください「タンメン知ってる?」。50代以上の人は「ワンタンメン?」と聞き返すはずです。その人の頭の中にあるのはエースコックのワンタンメンです。
話それますが、私たちの世代のワンタンメンは、エースコックのワンタンメンです。♪ぶたぶたこぶた、おなかがすいた、ブー♪
エースコックのワンタンメンに馴染んでいたのに、のちに「マルちゃんのワンタン」が発売されたときの衝撃といったら!「このワンタン、なかになんか入ってる!」いや、それがワンタンだって。エースコックのワンタンメンのワンタン(なにも包まない、すいとんか餃子の皮のようなもの)がイレギュラーだと知ったとき、何を信じていいのかわからなくなりましたね(大げさ)。それくらいの衝撃でした。
話戻します。ちょっと若い人はこう答えるでしょう。「担々麺?」そう、「ワンタンメン」「担々麺」はありますが、「タンメン」は関西にはほとんどありません。
私も数年前タンメンの存在を知り、それがまた東京(を中心とする関東地方)では非常に当たり前に存在&認識されている事実に愕然としました。たべてみました。あっさりしてて、野菜(淡色中心ですが)もとれるし、ええやん。「タンメンって野菜ラーメンのことだよね」と聞くと、東京育ちの友人は「うーん、ちょっと違う。野菜ラーメンの野菜は、あとのせ。タンメンは最初に入れてスープにエキスが出てる感じ」と答えました。ふーん。
一部全国チェーンの中華料理屋にはあるかもしれませんが、普通の中華屋にはタンメンはありません。なんでだ。
あと、「すあま」という物体も、これこそ関西にはありません。私は食べたことはおろか、実物を見かけたことすらありません。
あと、甘酢につけて赤く着色した「酢ダコ」も見かけません。駄菓子の「酢だこ三太郎」は食べたことあるけど、モデルの本物を食べたことはない。
関東地方の「当たり前」が全国的には「当たり前」でない、という例は、私たちの世代で言えば「ナボナはお菓子のホームラン王です」っていうフレーズにつきますね。その王貞治氏が登場するコマーシャルは関東限定だったにもかかわらず、関東圏では当たり前だったためか、よく少年漫画に使われていて、他地域の読者は「???」でした。【とりあえず了】
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