脂肪を脱ぎたい。

58歳、身体をひきしめる記録ブログ(にするつもり)

ステンレス多層鍋の謎【その1】

【本日の計測】 体重 59.2kg

計測開始日(2018,8,8) 60.2kg より-1.0kg


また59.2㎏‥(´д`|||)

明日に期待。



さて。

16歳の頃、家族でちょっといい中国料理店に行きました。美味しかったです。お腹一杯食べて、もう動けませんー、という感じだったんですが、お店出て母の買い物に付き合っているときに、なんだか身体の内側からエネルギーがわいてくる気がして、そのとき初めて「食べ物って、ちゃんといいものを食べたら、身体の調子がよくなるんだ!」という実感を持ちました。


のちに漫画の「美味しんぼ」で海原雄山先生が「フランス料理は食後胃がもたれるが、中華料理はきちんと消化を考えて作られているため、もたれたりせず、身体によいのだ」というようなことをおっしゃっているのを読んで、「そうだよー!あのときの感覚はそれだよー!」と激しく納得したのでした。


就職して、憧れの独り暮しを始めたときは雑誌「栄養と料理」なんかを買ってみたりしましたね。栄養点数化システムは結局やったことないですけどね。


ところで。うちの鍋はステンレス多層鍋がメインです。実家の母に、結婚するときにもらったもの(お古)です。


うちの母はちょっと難しい人です。どうも発達の特性があるんじゃないかと、「発達障害」という概念が一般化してきた今、やっとそう思えるようになったのですが、子どもの頃や若い頃はいつもモヤモヤしてました。


職場で「発達障害」についての研修を受けたときに「あっ、これ、兄だ!!」と、頭のなかで長年の疑問がいくつも繋がるようなことがありましたが、母に感じていたモヤモヤもそこが原因のこともあるのかなあと考えています。


詳しいことは機会があれば書きますが、ステンレス鍋ですね、今回は。母はセールスにすぐ乗っかっちゃうんですね。宗教やマルチまがいには乗らないんですけどね、いいなと思うと買っちゃうんですよ。幸い父がかなり稼いでいたので、家計が傾くようなことはなかったですが、ステンレス多層鍋も何十万とするセットを買っていました。「一生保証があるから高価でももとはとれるのよ」なんて言ってましたが、数年前にその会社、倒産しました。銀行がつぶれるご時世なので、「一生の保証」なんて信じちゃダメですね。


でも大丈夫。母はステンレス鍋セット買って1-2年もすると飽きてきたのか、違う調理器具を買ってましたから。会社が倒産する頃には、すっかりステンレス鍋のことは忘れていたと思います。「一生保証付きっていったじゃないの!」と怒ることはありませんでした。


違う調理器具は「高校時代のお友だちがセールスしてたから」と言って、いくつか買っていた電気鍋です。それも結構高価だっと思います。何十万もはしなかったはずですが。2年くらいはせっせと使ってたかな。その後どうなったのかは知りません。


それからIHコンロを設置して、当時のステンレス多層鍋はIH非対応だったから、いよいよ使わないことになり、一部がうちに来たわけです。


その後「オール電化にする」と言ってガス器具はストーブも湯沸し器も一切撤去したはずなのに、数年前に「やっぱりガスがいい」と言って戻しました。いや、それ、普通は戻したりしないよ?まあ、父の遺産の範囲内でおさまっているから、別にいいんですけどね、なにしても。


まあとにかく、うちには大中小のステンレス多層鍋がありました。でも別に変わった使い方はしていませんでした。ただ、無水で野菜をゆでる方法は聞いていたので、夏はアスパラ、冬はブロッコリー、通年のポテトサラダ用ニンジンは小さい鍋で無水(少量の水)で蒸しゆでしてました。それだけだけど、お弁当には毎日重宝していました。


子どもが二人同時に下宿して、ご飯作りにゆとりが出てきてはじめて「あれ?ステンレス多層鍋って、もっといろんな使い方あるんじゃない?」と考える余裕が出てきました。そうなったらネットは便利。検索すると、いろいろ出てきます。


鍋の違いもいろいろあることを知ります。基本はステンレスの層の厚さの違いですね。厚いと熱くなるのに時間はかかるけど、じっくり熱することができる。薄いとムラがでたりする。


うちの鍋を見てみました。そこで衝撃の事実が判明します。いや、別にそこまで衝撃を受けることではないんですが、私にとっては衝撃でした。続きます。