針金ハンガーの多頭崩壊
【本日の計測】 体重53.8kg 体脂肪率31%
計測開始日(2018.8.8) 60.2kg より-6.4kg
年末大掃除はできませんでした。ただ、良質の古着(未使用品を含む)をたくさんいただいたこともあり、クローゼットを何とかしなければというのがささやかな達成目標でした。
とにかくひどくて、いろんな季節のものが狭いスペースにひしめき合っているのはもちろんですが、どうして何がこんなに混乱のもとになっているのかと考えたところ、
針 金 ハ ン ガ ー
の無秩序な増殖が諸悪の根元ではないか、と思い至りました。
クローゼットの整理自体は数年前に一度やりましたし、定期的に衣類は捨てているつもりです。だけどちっともすっきりしない。ここはひとつ、針金ハンガーを一切合切駆逐してしまおう。代わりに使うのは、きちんとした厚みのあるハンガーなら理想的ですが、とりあえず同じクリーニングで貰うものではあるけれど、プラスチックハンガー。これにする。
さて、クローゼットの中のものをすべて出します。出てくる出てくる出てくる出てくる、針金ハンガーが、一体いくつあるのでしょう。クローゼットの床部分にも積み重なって、それがまた絡み合って、まるで知恵の輪のよう。100本数えたところで嫌になって数えるのをやめましたが、200本近くあったんじゃないかな。
そして絡み合うんですよ、コイツらは。向きをそろえて、縛って、絡み合わないようにするだけで一苦労です。
悪戦苦闘しながら、「針金ハンガーの多頭崩壊」という言葉が浮かんできました。多頭(飼育)崩壊とは、猫や犬を複数で避妊手術せずに飼っていると次々と子どもができて、そこからまた子どもができて、あっという間に大変な数になって生活空間が崩壊してしまうことです。飼い主が頭数を把握できない状態になってしまう場合も多々あります。
多頭崩壊からのレスキューに関わっている方から見たら、命にかかわる言葉を簡単に使ってほしくないと思われるかもしれません。そして針金ハンガーは子どもを産むわけではありません。ひとつ残らず私がクリーニング店から貰ってきたものです。だけど管理ができない状態で無意識に、無制限に増えていくという意味ではかなり悲惨な状態でありました。30年間の積み重ねはすごかった。
悪戦苦闘の果てに使っていないモノを駆逐し、使っているモノをプラスチックハンガーにうつしかえたら、かなりすっきりしました。たったそれだけのことなのにね。
定年後の目標は、プラスチックハンガーも処分して、いいハンガーを使うことです。服もハンガーも、管理できる数だけに絞る(ついでに脂肪もね)。ささやかな、ささやかな、目標です。
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