脂肪を脱ぎたい。

58歳、身体をひきしめる記録ブログ(にするつもり)

実母の特性のこと

【本日の計測】 体重 57.0kg
計測開始日(2018.8.8) 60.2kg より-3.2kg
【昨日10月9日(火)の食事と運動】

朝 バターコーヒー

昼 職場の定食(ご飯1/3)、みかん1個、抹茶レアチーズケーキ(夫の母の抹茶使用)

夜 とちおとめパン、市販の惣菜(いかとトマトのサラダ、こんにゃくと厚揚げとししとうの煮物、黒酢酢豚)

ダンベル 2㎏20回ずつ○

ステッパー 30分間○

高麗人参エキス×

夜入浴○


実母が難しい人であること、兄が発達障害の典型例に当てはまる点が多いこと、などに以前の記事で少し触れました。


母の難しさは、たぶん一緒に生活したり、近しく接しなければよくわからないと思います。でも物心ついたころから「何か変」とは感じてきました。そのころは「自分が変なのだ」と思い込んでいたわけですけれど。何が変か、と言われると母に関してはこまかいことばかりでうまく説明できませんが、とにかく「人の話を聞くことができない」。聞き手になれないのです。その結果かそれとも原因がそれだからなのかわかりませんが(多分両方)、他人に共感することができません。「相手の立場に立って考える」ということができない人です。


例えばこういうことがありました。就職して2年目、私が一人暮らしを始めた年の夏に友人と海外旅行をしました。お土産を持って実家に帰り、母に渡してお茶を飲みながらしばらく話をしたのですが、みごとに母はずっと自分のことをしゃべり続けました。1時間以上たってさすがに「あのー。私、海外旅行から帰ってきたところなんで、少しは話を聞いてほしいんだけど。」というと「ああそう。」と言ってしばらく黙りましたが、娘の海外旅行の内容には全く興味がないようで、黙ったけれども私の話を聞いていたようではありませんでした。これが「あれ?昔から感じていた『なんか変』って、私だけの問題じゃない?」と気が付いた瞬間です。


思えばずっとそうでした。子どもである私がどんなに体調が悪くても(健康優良児でしたけどね。でも風邪くらい引きますし、生理中は具合が悪くなることもあります)、こちらが「熱がある」「吐き気がする」などと訴えない限りは気がつかない。訴えた後もいたわる言葉は最初には返ってきません。「普段の体調管理が悪いから」「部屋の整理ができていないからそんなことになる」。必ずこう切り返されました。今思えば、子どもの体調って、親としては気になるもんだろうに、まさに一般的ではなかったんですね。では自分はどうなのかというと年中あそこが痛い、ここが痛い、調子が悪いと言っていた覚えがあります。40年以上前にテニススクールに入って(当時としては珍しかった)「筋肉痛がつらい」「動けない」「調子が悪い」とずーーーーっとぼやいていた時は「自分から趣味で行くことにしたんだから、仕方ないんじゃないの?誰もテニススクールに通うことを強制していないよ。つらいならやめれば?」と思いましたが、これを本人に言ったかどうかは覚えていません。


こんな母は、通常の待ち合わせというものができません。いつもだいたい家を出るときに「今から家を出るから」という電話があります。それに合わせて待ち合わせのところに行かないといけません。自分のほうが早く着くと、「待たせた」と言って怒ります。いや、私のほうが早くついていたら私が待たされたことになるんだけど、という簡単な立場の入れ替えができません。これも10年ほど前に「ふつうは何時何分にどこどこで会いましょう」って待ち合わせするよね。私、お母さん以外にこういう待ち合わせをしたことがないよ。待つのは嫌だけど、待たせるのは平気なのね。」というと「そうよ」ときっぱり言いました。


もちろん「何時何分にどこどこで会いましょう」という通常の待ち合わせをすることもあります。その場合も例えば10時に待ち合わせをして、9時59分に私がその場所に行ったとしても、「15分前から待ってたんだけど」と言って機嫌が悪い。「普通は10時に待ち合わせしたら、10時に来ればいいんだよ。」と言っても機嫌はなおりません。


自分の子どもだから甘えている部分もあるのでしょうが、「相手の立場に立つという回路がない」ということを念頭に置いて、やっと少しはやりとりができるようになりました。でも通常の母娘のような付き合いはできていません。