脂肪を脱ぎたい。

58歳、身体をひきしめる記録ブログ(にするつもり)

私的年金を確認してみる

【本日の計測】 体重 56.0kg
計測開始日(2018.8.8) 60.2kg より-4.2kg
【昨日10月23日(火)の食事と運動】

朝 バターコーヒー

昼 職場の定食(ご飯1/3)

夜 クラッカー、クリームチーズ、蟹味噌、えのきとまいたけとピーマンの炒め物、バナナ

ダンベル 3㎏15回ずつ○

ステッパー30分間○

高麗人参エキス○

夜入浴○


定年まであと3年半。来年はこのままの条件で続けるつもり、ということは上司との人事面談で伝えました。再来年、時間短縮(当然給料も減ります)の契約に切り替えるか、切り替えないかは来年の今頃までに結論を出すつもりだとも。時間短縮契約への切り替えを残り2年間でするか、1年間でするか、最後までフルで働くか。3つの選択肢があります。どういう形になっても、60歳の定年までは働くつもりでいます。


年金の支給は65歳からです。空白の5年間をどう乗りきるか。60歳を過ぎたらもう今の業界で働く気はありません。とはいえ、別の職種にキャリアがあるわけではなし、バイトひとつとっても条件は厳しいし、賃金もよくないと思います。最低賃金もらえたら恩の字、まずは雇ってももらえないでしょう(40年近くあまり他に活かせない業界にいたからというのと、自分の能力に自信がないからです。60歳過ぎても、立派に働ける人は多いです)。


保険の控除証明が届く季節になりました。本当にだらしのない「ぐでたま体質」で、いったい自分がどんな保険に入っているのか、長年さっぱり把握していなかったのですが、さすがに定年が見えてくると、年金型のものは確認する気になります。その後のライフスタイルと多いに関係がありますから。


就職した頃は、定年→即年金支給が当たり前でした。だから当然、「空白の5年間」なんて念頭になかった。


就職して、3年。結婚をした頃に職場に来ている保険の営業の方に捕まって(苦笑)、わけのわからないまま保険に加入しました。今から思うと、訳がわかっていなさすぎる!そこにつけこまれたのがよくわかる。月3万円ほども保険料で払うという契約でした←カモもいいとこ。まだ子どももいないし、夫も働いてますから、この生命保険はホントにムダ!


一応、母には相談したんですよ。母は保険マニアみたいなところがあって、「貯蓄がわりになるからいいんじゃない」と言ったと思います。母は掛け捨てが大嫌い。兄が掛け捨てを契約したときは解約させてました。今、この年になって、掛け捨てで最低限の保障プランに入るというのはアリじゃないか、そういう保険の使い方も、背負うものがあったり目的があったり、しっかり意識して使いこなすのならいいと思うようになりましたが、母は「掛け捨て」というだけで、まるでゴキブリを嫌うかのように問答無用で「絶対ダメ!」と切り捨ててました。


つけこまれた保険の話に戻ります。毎月3万円。一人働きの大黒柱でもないのに、あり得ません。でも一人働きではないからこそ、ゆとりがあるというか、頓着せずに相場もわからずにあっさり契約しちゃったんですね。


しばらくたって、「この保険を、生命保険と年金保険に分けましょう」と営業の方に言われました。これも、「手」ですね。最初から二つのタイプに入れと言うとしり込みするでしょう。最初は大きなものにまずどーんと入れる。その後に話を持ちかけたのでしょう。「今の契約だと保険料控除の対象上限を越えています。3分の1を年金型にすると、別の枠になるので控除対象が増えてお得です。」言われるまま、3分の1を年金型にきり変えました。


しばらくたって(10年くらい←鈍すぎる)、さすがに「払いすぎでは?」と気がつき、他の業者に相談するサービスを受ける機会があったので、相談してみました。そのときにはバブルは崩壊していたので「これはバブル期の契約なので、有利です。解約しない方がいいです」と言われました。ちょっと「つけこまれた感」が低下しました(笑)いや、バブル崩壊までその営業の人は読んでなかったと思うので、つけこまれてはいるんですけどね。


思えばその頃は保険のセールスと言えば新卒者ではなく、ある程度年齢のいった「おばさん」ばかりでした。その方も契約の時、保険マニアの母と話をしてもらったのですが「あの方、ご主人を脳溢血で若くして亡くして、お子さん抱えて苦労されたみたいよ。路頭に迷って職業安定所に通っているときに今の会社に『そういう人にこそ保険セールス』って勧誘されたって言ってたわ」とのことでした。


そうこうするうちにその保険会社は経営破綻し、経営再編の憂き目にあい、たぶん当初の契約よりもうま味は減った内容に変更させられたと思うのですが、幸か不幸か、きちんと把握してないもので当初の契約からどれだけ損をしたのかわかっていません。生命保険の分は数年前に満期を迎え、より貯蓄性の高いものに契約し直しました。


とにかく私的年金の確認ですね。この保険会社のものは60歳から10年間、年間44万円弱受け取れます。月にして3.7万円。次に生協型運営の他社の商品のものが60歳から10年間年間約100万円。月にして約8万円。これで12万弱あります。切り詰めれば私ひとりくらい、充分です。(夫にはその頃すでに公的年金が支給されている)そこに保険マニアの母が生前贈与の範囲内でかけてくれていた年金保険が60歳から10年間、月5.5万円←これ、めちゃくちゃありがたいです。12万でひとりくらいなら充分ですが、この5.5万円があると思うだけで、気持ちが全く違います。母に感謝です。


母は難しい人ですが、子どもへの愛がないわけではないのです。愛の表現が一般に受け入れにくい形を取るだけなんだと、改めて思うんですよ、こういう確認をしていると。(わかっているんですけどね。でもやっぱり日常のやり取りは疲れます。)いやいやいや、今日は感謝の気持ちを全世界に宣言しておきます。