脂肪を脱ぎたい。

58歳、身体をひきしめる記録ブログ(にするつもり)

INNUENDOが届いた

【本日の計測】 体重54.2kg 体脂肪率31%

計測開始日(2018.8.8) 60.2kg より-6.0kg


昨日は駅に自転車を置いて、バスで出張先に行き、そこから出勤。帰りは職場から最初の駅まで4.5km歩きました。一時間かかったー。今日は少し足の各所が張ってる感じ。


さて。ダイエットが停滞している(させている)のでQueen話を。「INNUENDO」買いました。


もともとCDは一枚も持っていなかったのですが(レコードでデビューアルバム「Queen 戦慄の王女」から7枚目「Jazz」まではある)、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を見て以来、ちょこちょこと買っています。


43年前の少女ファンだったときに大好きだった「Queen 戦慄の王女」「Queen Ⅱ」「シアー・ハート・アタック」「オペラ座の夜」の4枚を2011年リマスターの輸入盤で。解説書は要らない、リアルタイムで穴が開くほど読んだから。


ところで、今になって当時よりずっとロジャー・テイラーに興味が湧いてきたのです。当時は「きれいでカッコいいひとだなー」くらいにしか思ってなかったんですけど(もちろん、バンドとしてのQueenのファンだったから、好きでしたけど)、今になってなんかすごく好き、というか文字通り興味が湧いてきたんですよ。ドラマーとしては今もあまり‥なんですけど(ゴメン)、ミュージシャンとして、というかなんというか。


70年代はQueenサウンドはフレディの声+フレディの作るフェミニンでメロディアスな曲という軸と、ブライアンのギターというのが二大特徴のように語られていたし、ビジュアル先行のアイドルバンドとして扱われそうな風潮をブライアンのギターテクニックが叩き伏せてた、というのが私の個人的な印象です。


ビジュアルは4人ともそれぞれ少女漫画から抜け出てきたみたいにカッコよかったんですが、特にロジャー・テイラーは非の打ち所がないくらいでした。(非の打ち所が全くないわけではなくて、実はドラマーなのに筋肉質ではなくて、結構太りやすい体質みたいなところが投稿欄でよくいじられていたような‥ロジャーファンの友人がぼやいていた記憶があります)だから、Queenが中身のないルックス先行のバンドとして扱われないよう、ロジャーのルックスには触れてはいけない、私たちはそんなところでファンになったのではありません、風な空気をださなくちゃ‥なんて勝手に思ってました。


40年後の今、思う存分叫んでいいですか。「ロジャー・テイラー、カッコよかったよ!!」(ま、いまもカッコいい70代ですけどね。)


ということで、ロジャー・テイラーの初ソロアルバム「Fun in Space」も買っちゃったよ。輸入盤しか見つからなかった。


そして購入したCD6枚目が「INNUENDO」です。フレディが亡くなるまでの最後のアルバム。HIV はすでに発症して、PVでは相当に痩せていて、病状が進行しているのがわかる時期の作品です。


そういうことを考えながら聴くともちろんなんですが、とにかく気迫を感じる、あちこち作風がうろうろしたQueen が、円熟して初期の風味に(一部)戻ってきたようなアルバムだと思いました。戻ってきた先にはもうフレディはいないんだと思うと、今更ながら涙が出そうになります。特に「THE SHOW MAST GO ON 」で終わるのがたまらんです。


これは‥リアルタイムではとても聞けなかっただろうなあ‥。